2011年12月29日木曜日

The Girl With the Dragon Tatoo

先日、スウェーデンの作家による同名小説の映画化ハリウッド版を観て来ました。
*IMDbのページはこちら

2009年の自国スウェーデン版を日本で観たときは、原作を知らないうえに登場人物が多すぎてかなり混乱し、日本語字幕つきでもよくわからない部分が多かったのですが、今回はアメリカでも知られているイギリス人・スウェーデン人の俳優さんが起用されていて多少は混乱が回避されました。スウェーデン版では俳優さんも全然知らない人ばかりで誰が誰やら、見分けがつかなかったのです(^∇^;

が、いくら英語であっても全般的に訛りがキツく、「字幕つけてくれぇと思ったのは私だけではなかったようです。終映後、「ところどころ何言ってるのかわかんなかった、字幕が必要ね」と困惑ぎみに言ってる声が聞こえましたので(^-^; 
ちなみに皮肉な話ですが、私にとって最もわかりやすい英語を話していたのはスウェーデン人俳優のStellan Skarsgårdでした(笑)


原作はあまりの長さ・高価さに恐れをなし未読だったのですが、バンクーバーの図書館で発見して今さらながら読んでいます。まだ途中ですが、原作がいちばんおもしろいかも。映画はやっぱり割愛されているところが多く(当たり前ですが)、お話としての面白みも小説には負けますね。。

ところどころ、かなり痛々しい場面やグロい場面がありますが、そういうシーンになりそうになったら目をつぶろうと覚悟して行ったので、まぁなんとか大丈夫でした。

いちばんグロかったのは冒頭のヘンに凝った(不必要と私には思える)長いCG?シーン。気持ち悪くて見ておれず、直接的な描写ではないんだけど途中から目を背けてしまいました(^-^;

リスベット役は『ソーシャル・ネットワーク』でかわいい女子大生を演じていたRooney Maraというアメリカ人の女優さんで、かなり思い切ったイメチェンをして臨んでいますが、スウェーデン版のリスベットの印象が強すぎて、二番煎じにしか見えませんでした・・・(^∇^; 


ソーシャル・ネットワークでのRooney Mara 

清楚なお嬢様・・・だったのが
ぱっと見、恐ろしいパンク風味の一匹狼に変身


スウェーデン版リスベット(Noomi Rapace)

がんばったとは思うんですが、やっぱこの役はイギリス人の女優さんにしたほうがよかったのでは??見た目でムリがある(かわいすぎ・背が高すぎ)し、こんな汚れ役(?)やるわけないとは思うけど、ぜひ Carey Mulligan にやってほしかったなぁ。




以上、別ブログより投稿当時の日時で転載(5/28/2015)

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