Love Actually（ラブ・アクチュアリー）

クリスマスには何かクリスマスの映画が観たい！ということで選んだのが2003年のイギリス映画『ラブ・アクチュアリー』。


（↑クリックするとアマゾンのページに飛びます）


ずっと前、日本でDVDレンタルして観たときはたいして「よかった」という印象なかったんだけど、というかむしろ、評判よかったので期待しすぎて少々ガッカリした印象だったんだけど、もう一度観てみたら何か違う感想を持つかな〜と、こういうの興味ない夫も半ば強制的に巻き込んで再挑戦。

正直、どんな話だったかも全く覚えてなくて、まるで初めて観るような気持ちでした(笑)。

予告編をYouTubeで探したけど、ふつうの予告編よりこっちのほうがおもしろいので「Honest Trailer」のものを載せときます。

※この動画、ネタバレしまくりなので本編をご存じない方はご注意！


この予告編にも出てくるとおり、『ウォーキング・デッド』のリックが意外と大きな役で出ててビックリ。

最初観たときはなんとも思わなかったのに、今観ると「あの人が出てたのね！」的な人があとからあとから、たーーーっくさん出てくるのがいちばんおもしろかったかも。

お話は…　うーん、やっぱり見直しても「？？？」な展開が多かったかなぁ(´▽｀;)


以下、イギリスの著名俳優すべて声かけたんじゃないかというほど豪華なキャスト陣にあわせてネタバレありの感想メモ。


※カッコ内は2003年11月の映画公開時の年齢と、イギリス人以外の人の国籍（当時）

ヒュー・グラント（43才）

彼が出てるのは知ってたけど、劇中歌ったりするなんて完全に忘れてて笑っちゃった。80年代？な音楽に合わせて踊るシーンは『ラブソングができるまで（原題 "Music & Lyrics"）』を彷彿とさせます。クリスマスキャロルを歌えと子どもにせがまれて歌ったりもするし、この映画が4年後の『ラブソングができるまで』のきっかけになったのかしら？

エマ・トンプソン（44才）

44才とは思えない老け方だけど、夫役のアラン・リックマンに合わせた役作りなのかしら。


画像はすべて冒頭のビデオのスクリーンショット(笑)

この映画の中でいちばん好きだったのがエマ扮する疲れた主婦カレン。夫からもらったクリスマスプレゼントの中身を見て裏切りに気づいたとき、子どもたちに知られまいと寝室でひとり涙する姿に私も涙。やっぱ彼女の演技、大好き！しかしどうでもいいけどヒュー・グラントが兄って設定、ムリがないかあ？！(´▽｀;)

リーアム・ニーソン（51才、アイルランド）

この映画で妻を亡くした男の役だったとは…見るのが辛かった。公開6年後の2009年、リーアムは実生活でも妻を事故で亡くしたのですから(;_;)

コリン・ファース（43才）

彼のラブストーリーがいちばんありえなかったかも…。数週間でポルトガル語をマスターしちゃったり、言葉が通じない若い女の子にいきなり結婚申し込んじゃったり。ロマンチックだけどね。

キーラ・ナイトリー（18才）

この頃のキーラ、かわいかったなあ〜とうっとり。もっと出番が欲しかった。


当時『ベッカムに恋して』『パイレーツ・オブ・カリビアン』と映画出演が続いていた彼女、輝いてます(*´▽｀*)　

…それにしても、公開当時18才ってことは、撮影したときはもっと若かった可能性もあるよね？！


夫も（当時26才の↑チュウェテル）新婚の彼女に告白する夫の親友（当時30才のアンドリュー・リンカン）も老け過ぎでしょ(＾-＾;　

ローラ・リニー（39才、アメリカ）

こちらは逆に、39才には見えない若々しさではあるものの、実際は11才も年下のロドリゴが相手役というのはさすがに苦しかった。あと、アメリカ人なのになんで兄（？）もいっしょにイギリスに住んでるのか謎。説明あったかもしれないけど覚えてない(＾-＾;

ローワン・アトキンソン（48才）

ほとんどカメオ出演の域だったけど、笑わせてくれました！(*＾○＾*)


Mr.ビーン最高！

ビリー・ボブ・ソーントン（48才、アメリカ）

この人もアメリカ大統領として、ほとんどカメオ出演。嘘くさくてちょっぴりシラケちゃったのが、来英した米大統領に向かって英首相（ヒューグラント）が公の場で言いたい放題、ほとんどケンカ売る発言したところ。あんなんで株を上げるってアリ？！


夫が彼の顔を見るなり「バッド・サンタだ！」とつぶやいてた(笑)けど、そんな映画私は観たことないよ…

★☆★☆★

以下は「あの人が出てたのね！」最初見た時はなんとも思わなかった（気づかなかった）キャスト陣。アラン・リックマンは当時すでに名の知られた役者さんだったと思うけど、私にとっては知らない顔だったのでこちらにリスト。

リック・グライムスアンドリュー・リンカン（30才）

『ウォーキング・デッド』とは違った面を見せてくれました！

なんとラブ・アクチュアリーでのリックは画家！また、親友（チュウェテル）の奥さん（キーラ）に愛の告白とはビックリだけども、もっとビックリだったのは告白に感激した奥さんが自らキスしちゃったこと！どうなっちゃってんの。新婚なのにもう浮気？！(´▽｀;)

チュウェテル・イジョフォー（26才）

『アミスタッド』ですでに大きな映画に出演していたみたいですが、見てないので全くスルーしてました。顔が今と全然変わってないですね〜。今や『それでも夜は明ける』『オデッセイ』ですっかりおなじみになりました。

マーティン・フリーマン（32才）

当時すでにTVコメディ『The Office』（オリジナルのイギリス版）のレギュラーとして活躍してたみたいだけど、日本では無名だったマーティン。今じゃホビットやワトソンとして映画でもドラマでも大活躍してるので、見た瞬間すぐわかって笑っちゃいました！だって…ポルノ？映画のスタンドイン役なんだもの！爆笑！！！


顔は全然変わってないですね。むしろ今のほうがいい男かも。

トーマス・サングスター（13才）

このときはまだちっちゃいけど、すぐにわかりました。『ゲーム・オブ・スローンズ』のジョジェンじゃん！



公開当時13才ってことは撮影時には11才か12才にはなってると思うんだけど、10才くらいにしか見えない(＾-＾;

アラン・リックマン（57才）

私は4年ほど前まで『ハリーポッター』シリーズ観たことなかったので『ラブ・アクチュアリー』最初に見たときは気づかなかったけど、ハリポタのスナイプ教授ですね〜！

ロドリゴ・サントロ（28才、ブラジル）

自国ブラジルでは大物スターらしい。私にとっては『フォーカス』の人。

エリシャ・カスバート（20才、カナダ）

「イギリス人男性の"かわいい"ブリティッシュ・アクセントにめろめろになるアメリカ人の女の子たち」のひとりとしてほとんどカメオ的な顔出し。


どうしても『24』のジャック・バウアーの娘キムにしか見えない(笑)。

ジャヌアリー・ジョーンズ（25才、アメリカ）

大好きなTVコメディ『The Last Man on Earth』の人〜！お化粧のせいで別人みたいだけどすぐわかった！彼女は当時まだ無名だったっぽい。キムエリシャ同様、イギリス人男性に群がる女の子のひとりとして顔出し程度の出演。


私は見てないドラマだけど↑『マッドメン』のベティ・ドレイパーとしてのほうが知られてるらしい


デニス・リチャーズ（32才、アメリカ人）…ほとんどカメオ
クラウディア・シファー（33才、ドイツ人）…ほとんどカメオ

＜番外編＞

カメオと呼んでいいのか …映画の中でリアム・ニーソンが息子といっしょに『タイタニック』を観るシーンが笑えました。レオナルド・ディカプリオとケイト・ウィンスレットのあの有名なシーンを親子でやるんだもの(笑)。



また、「どこかで見た顔だけど、どこで見たんだっけ」と考えてた人がいたんですが、冒頭のビデオが回答を出してくれてました！

『ブレイキング・バッド』のウォルターの宿敵（？）、「グレイ・マター」のエリオットを演じた人でした↓


ブレイキング・バッドでは完全にアメリカ人だと思ってたと思う。

あと、顔が出てないから判別できるわけないんだけど、歌手役のおじさまは『パイレーツ・オブ・カリビアン』のデイビー・ジョーンズだったらしい↓




以上、だらだらとおもにキャストについて書きました。まとまりのない感想メモだけど、この映画じたい、あんまりまとまりのないお話だったからいっか？！(＾-＾;

また10年くらいしたら内容すっかり忘れてまた見てみたくなるのかもね(笑)。