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前知識ゼロで、ダーリンが観たいと言うので観ました。
見始めて知ったけど、シアトルが舞台なのでスペースニードルが出てきます
以下、ネタバレあり
全編、おもに主人公の暗~い高校生アンドリューが毎日片時もはなさないビデオカメラで映す映像でお話が進みます。
前半部分はまるで学生が適当にホームビデオで映した日常を淡々と追ってる感じで、いまいち退屈(´∇`;)
・・・そもそもこういうホームビデオっぽい、揺れたりする映像が好きではないので 正直つまらないなーと思いながら我慢して(´∇`;)見ていたところ、途中から急にサスペンスタッチに
アンドリューのいとこマークと、マークの友達のスティーブと、3人で山の中にあいた穴の中に入って行き(ここがすでに怖くてダーリンにしがみつく私)、そこで遭遇した何かの力で不思議な力を持つことになるのです。
おっ、こういうのなら好き~ と、超能力を使って物を宙に浮かせたりスーパーでいたずらをして遊ぶ3人といっしょに楽しんでいたら、物語は急に暗転。クラクションを鳴らしまくる後続車にイラついたアンドリューがその車を川に叩き込んでしまってから、3人の間に緊張が・・・・。
アンドリューが力を使ってどんどん暴走していき、ラストは AKIRA ばりのアクション映画になってしまいます。
(って、AKIRA観たことないんだけど、ちらっと見たことがあるマンガ版のイメージを思い出してしまったんです)
結局、スティーブもアンドリューも死んでしまい、ラストはまたしんみりと終わります。
アンドリューが行きたがっていたチベットの山に、力を使わず(?)上ったマークがアンドリューのカメラに向かってメッセージをのべて、カメラをそのまま置いて立ち去るのです。
あのラストはよかった。
けど、アンドリューが暴走するさまはほとんど悪魔つきのようで怖かった・・・。
あんなに怖くなると知っていたら観なかったかも??(´∇`;)
あと、ちょっと切ない部分。
アンドリューはラスト近く、母親の薬代ほしさにコンビニ強盗をしてしまいますが、アンドリューを探して父親が家を留守にしている間に母親が死んでしまいます。悲しみに狂った父親がアンドリューを逆恨みして彼をののしるシーンが切なかった・・・
結局、たらたら日常生活ホームシネマ→超能力を得て喜ぶ明るい学園SFコメディ→SFホラーアクション と、3つの全く違う映画みたいな作りでした(´∇`;)
力を使って遊んだり空を飛んで喜んでるシーンがいちばん楽しかったです
(以上、別ブログより投稿当時の日時で転載)
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