この映画、全体的に「がんばってるな〜」と感じるほど、白人以外の俳優さんがたくさんキャストされてました。ピーター・パーカーの相手役の女の子は白人と黒人のハーフだし、相棒はアジア系だし。
そんな中でも、まずは大好きなテレビ番組でおなじみの顔が登場してビックリした話(笑)。それぞれそんなに大きな役ではないのですが…
- 『シリコンバレー』のギルフォイル役、マーティン・スター
これ一番ビックリ!髪も短いし話し方も違うし別人かと思った!!『シリコン〜』ではモノトーンの話し方でダークな雰囲気ですが、スパイダーマンでは愛想のいい(?)高校教師役です。
- "Crazy Ex-Girlfriend" のジョシュのママ役、エイミー・ヒル
彼女、日米ハーフなのにクレイジー〜ではフィリピン人の役(笑)。スパイダーマンではデカスロン(高校生が学力を競うイベント??)の司会者(?)としてちらっと登場。
- "The Last Man on Earth" のゲイのルイス役、ケネス・チョイ
この人もいろんな映画のチョイ役(笑)で見かけます。同じマーベル系だけでも『スーサイド・スクワッド』『キャプテンアメリカ』にクレジットされてますが、ぜんぶ違う役柄で、今回は高校の校長役でした(役名が「モリタ校長」なので日系人の役ってこと?チョイ役なんだからわざわざ日系にしなくてもいいのにね…)。
ハリウッドにはアジア系俳優さんが少ないのか、それともかたよった人にしかお呼びがかからないのか?なお、Glee やヒーローズ、24 にも出てたらしいけど、どんな役だったのかは全く記憶にないです(苦笑)。
以下、うっすらネタバレするので改行。
スパイダーマンスーツの声
これはおそらく制作側の遊び心?じゃないかと思うのですが、
トニー・スタークがピーターのために用意したスーツに仕込まれた女性 Karen の声を担当したのは…
ジェニファー・コネリー!
アベンジャーズシリーズでジャービスの声を担当しているポール・ベタニーの奥様なんですよね。
リアルジャービスの奥様も Karen っていうのかしらと、『エージェント・カーター』のジャービスの奥方の名前を調べてみたら Ana だった(笑)。まあ確か Karen というのはピーターが適当につけた名前だったような気がするけども…(←見たばかりなのにすでにうろ覚え^^;)
それはともかく、さすがトニーの作ったスーツとあって、アイアンマンスーツのスパイダーバージョンみたいな多機能ぶりなんですが、それがあまりにハイテクであったため、返上したあとのピーターの手作り(?)スーツ(というかコスチューム?)のあんまりの残念さに笑いと同情(^-^;を呼びました。
悪役 Vulture(ハゲワシ)
なんと、30年近く前にバットマン役を演じたこともあるマイケル・キートン(私は彼のバットマンは観たことないんだけども)!
マイケル登場シーンではまだワルな雰囲気じゃなかったので、いい人の役なんだと思っちゃった。なんせバットマンだし!
武器にもなるスーツ(?)が大きな翼を持った鳥(ハゲワシ)であるところなんかは、彼が昔バットマン(=コウモリ男)だったからなんだろうか、それとも鳥男だからバットマンだったマイケルに白羽の矢が当たったのか…
いずれにせよ、ちょっとバットマンを思い起こさせるシーンがありますのでバットマンファンの方は注意してみて下さい☆(*´▽`*)
アベンジャーズ関係者のカメオ的な出演
途中、ふと「あれ?これってソニーだよね?なんでアベンジャーズのみんなが出てるの?(※)」と疑問もよぎったものの、見られて単純にワクワクしちゃった方々:
- キャプテンアメリカ(劇中のビデオでの出演。ちょっと太った?)
- アイアンマン(トニー・スターク)←全然カメオじゃないけど
- ペッパー(←最後にちらっと出てくるだけですが予想外の登場がうれしかった!)
※あとで調べたら、ソニーとマーベルが提携したのでスパイダーマンもアベンジャーズのユニバースに入った(参照:日本語ウィキ)ってことらしいです
ピーターの親友ネッドがアジア系!
何系かな〜と思ったらハワイ出身のフィリピン系アメリカ人でした。Jacob Batalon と言うらしい(英語ウィキ→ Jacob Batalon)。それにしても、最初にも書いたけど特にピーターの高校の生徒たちの人種がかなりバラエティに富んでます。
ピーターの相手役(?)のヒロインたち
でも、なぜピーターにからんでくる女の子が2人とも黒人系なのかな??どうせならひとりはアジア系とかメキシコ系とかにしたらよかったのに(?)。
その女の子たち、ミシェル役のゼンデイヤ(20才)もリズ役のローラ・ハリアー(27才←えっ!Σ(゚∇゚*)!! )も黒人の父親と白人の母親を持つハーフなんだそうです。
ちなみにミシェルは最後に「MJと呼んで」と言ってたので、転校していったリズに代わり、彼女がのちにピーターの恋人となるメリージェーンなんでしょうね。「ミシェル」が「メリー」に変化するのか、それとも「メリー」の部分は消滅するのか???
てか、このミシェル、かつてキルスティン・ダンストが演じた正統派ヒロインのメリージェーンとは全然キャラが違い、やる気なさそうでダルそうな、やさぐれた雰囲気まである(けど笑いを呼ぶキャラ)んだよねえ。ホントにこの人がピーターと恋に落ちるんだろか?(^-^;
でもリズとピーターの組み合わせも全くケミストリー感じなかったんで、この2人がうまくいかなくてよかったかも(苦笑)。ミシェルとピーターにもケミストリーは感じないけど、少なくともミシェルのほうがキャラとしてはおもしろいです。リズはただのかわいい子、って感じでちょっとつまらなかったかも(^-^;
最後になりましたが、ピーター・パーカーとメイおばさんを演じる方々についてはひとつ前の感想記事にも触れてるので省略します。この2人については文句なしの、うまいキャスティングだと思ってます(*´▽`*)
Posted on Saturday, July 8, 2017
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