2016年6月12日日曜日

The Time Machine(2002年)

最近使い始めてお気に入りのHBO GOというアプリを使い、2002年公開の古いアメリカ映画『タイムマシン(原題 "The Time Machine")』を観ました。

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主演はオーストラリア人俳優のガイ・ピアース。

えらい年取ったなあと思ったけど、『メメント』から2年しか経ってないのね。

SFの父と呼ばれるH.G.ウェルズ原作の同名小説が原作、監督はウェルズの曾孫という触れ込みなわりに、かなり原作から離れた設定もあるらしい。

私は原作を知らず、タイムトラベル物が大好物なのとガイ・ピアースが好きという理由で観始めたものの、

<以下、ほんのりネタバレ>





前半の(私好みの)クラシックな雰囲気が、未来に飛んだ後半はガラリと変わってしまって違和感が大きかった…。

「こんなの原作にあるのお?!?!」という疑問が出てきてしまって、観終わった直後にウィキっちゃった。

映画のウィキペディアページ:
タイム・マシン(2002年の映画)

↑この中の「原作との相違点」の項目を見ると、モーロック(カタカナで書くとなんだか日本語の「耄碌」みたい)とエロイ(こっちは変換すると「エロい」に…苦笑)は原作にあるコンセプトなんですね!ビックリ!絶対映画オリジナルだろうと思った。

ほかの部分ではやっぱりいろいろ改変を加えてるみたいですけどね。

原作に忠実な部分もあるのかもしれないけど、ただの物理学者のはずの主人公が後半えらいマッチョにヒロイックな行動をするところが説得力に欠けてたかな…。

私だったら、「帰っていいよ」とタイムマシンを返された時点で「は〜い、ではさようなら」と素直に自分の世界に帰ってしまうと思う。


とりあえず、原作を読んでみたくはなりました。

そもそもこの小説が「タイムマシン」という概念を最初に広く世間に知らしめたと言われていることだし、前から興味はありました。

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1895年の作品なので、映画の中でもみんな馬車に乗ってたりする。


HGウェルズ関連では、2016-2017年のシーズン半ばに始まる予定の『Time After Time』という新ドラマも気になってます。



こちらはHGウェルズ本人がタイムマシンに乗って現代にやってくるというお話。

19世紀の人間が現代にタイムトラベルするという設定はちょっぴり『ニューヨークの恋人』を思い出しますが、こういうの大好きだから楽しみ〜!

(最後は話がそれてしまった…)

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