旅行先のホテルでつけたテレビでたまたまやっていた映画が予想外におもしろかったので、帰宅後、ネットフリックスで見直しました。
原題:"The Princess Bride"
邦題:『プリンセス・ブライド・ストーリー』
監督:ロブ・ライナー(『スタンド・バイ・ミー』『恋人たちの予感』など)
原作・脚本:ウィリアム・ゴールドマン(『明日に向かって撃て!』の脚本でアカデミー賞を受賞した人)
出演:ケイリー・エルウィス、ロビン・ライト、マンディ・パティンキン他
(ビリー・クリスタル、ピーター・フォークもちらっと登場)
詳細なあらすじはウィキをどうぞ(日本語ウィキはこちら)。
1987年の映画なので、来年で30周年!という古さで、お姫様の役を演じるロビン・ライトが10代にしか見えず、めっちゃかわいい!
ロビン・ライトを初めて見たのは『フォレスト・ガンプ』。その頃はトム・ハンクスとのケミストリーが感じられず、いまいちな印象だったのに…。思うに、彼女、お化粧をほとんどしないほうがきれいですね。
ほかに、ピーター・フォーク(どうしても「刑事コロンボ」にしか思えない!)の孫役で登場のフレッド・サベージにもビックリ!私にとっては最近ロブ・ロウと共演した『The Grinder』のおじちゃんなので、子どもの頃のキュートさにビックリしたんです(笑)。
ウィキのプロフィール写真が子どもの頃の写真のままなのがちょっぴり切ないけど↓
フレッド・サベージ(←日本語ウィキ)
現在のお姿はIMDbのプロフィール写真を確認下さい→ Fred Savage
なお、彼の主演ドラマ『素晴らしき日々(The Wonder Years)』は日本でもNHKが放映していたそうなので、子ども時代の彼を覚えてる日本人も多いのでは(私は観てなかったので知りませんが)。
余談が長くなりました。
以下、ネタバレありの感想です。
まずは、ネタバレだらけの予告編。英語ですが。
こんなにバラしていいのかいな…(´▽`;)
私が特に好きだったのは、最初は悪役として登場?したはずの巨人やイニゴが実は真の悪人ではなく、むしろ忠義に厚い人たちで、敵だったはずの黒い仮面男と仲間になるあたり。
仮面男はバタカップ(固有名詞なのに、ウィキを見るとごていねいにも「キンポウゲ」と訳されてます)の死んだはずの恋人ウェスリーだった、というのはまあ予測できたところ。
仮死状態のウェスリーがビリー・クリスタル扮する怪しげな魔法使いのくれた薬で蘇生する前後の描写がコミカルでおもしろすぎ!へなへなで力のないウェスリーにウケました。
また、イニゴ・モントイヤ(Inigo Montoya)がおなかを刺されても死なず、"Hello, my name is Inigo Montoya. You killed my father. Prepare to die.(わたしの名前はイニゴ・モントイヤ。おまえは父を殺した。死ぬ覚悟をしろ)" のセリフを繰り返しながら父親のかたきに向かって行く姿もよかった!(※彼はスペインなまりの英語で話しますが、演じる俳優さんはアメリカ人)
それにしても、タイトルからはこんなコメディ要素の強いお話だとは全く思いませんでした。
「病気の孫に読み聞かせる本の内容(=バタカップやウェスリーのお話)」と「現代(当時)」が交差する形でお話が進みますが、正直、どうしてそういう形式を取る必要があったのかは謎。
とにかく、軽く楽しむにはもってこいの娯楽映画でした(*^-^*)
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北米発☆映画づくし
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