Dirty Dancing - 2017 remake by abc

今週、1987年のアメリカ映画『ダーティ・ダンシング』のリメイクTV映画が放映されまして、テレビ用映画なので本来ならばテレビブログに書くべきでしょうが、オリジナルが劇場映画なのでこっちに書きます。

テレビブログにも以前書いたように、主役のベイビー役がアビゲイル・ブレスリンってどうなんだろうと不安に思っていたことが的中。

ベイビー役に決まったんだから過激なダイエットでもしてスリムダウンするのかな〜と思ってましたが、全然でした(＾-＾;

まだ若い彼女がムリなダイエットするのも絶対よくないので、ダイエットしてほしかったわけじゃなくて、そもそもなんで彼女にベイビー役を与えたのかが疑問です。


努力は見えるものの、オリジナルのベイビーとはかけ離れちゃってる(＾-＾;

オリジナルのベイビー＆ジョニー↓


ほかのキャスティングもけっこう悲惨な感じでした。

たとえばベイビー役のアビゲイルは現在21才なんですが、姉リサ役を演じた26才のサラ・ハイランドよりずいぶん年上に見えてしまう上、この2人どう見ても姉妹に見えないのでバランス悪いなあと。両親役の2人もしかり。お父さん役のブルース・グリーンウッドが老けすぎててお母さん役のデブラ・メッシングのお父さんみたいに見える(＾-＾;

が、ひとりひとりの俳優さんには文句はないのです。なかには役にぴったりな人もいたし。

全体的に、ほぼオリジナルのまんま（ベイビーの着ている衣装なんかまで）なぞってるだけで、これを新しい（ケミストリーのない）キャストで作り直す必要があったんだろうか…と、頭の中ははてなマークだらけ。


＜ちょっとネタバレ＞



ひとつだけオリジナルと全く違っていたのがラスト。

なんとベイビーは別の男性と結婚して子どもがいて、ジョニーはブロードウェイの舞台の振付師として活躍している、という「後日談」みたいな終わり方をするんです。

いや〜、ベイビーとジョニーがあのままずっと付き合って結婚に至った、とまでは考えなかったけど、そんなの知りたくなかったなあ。






それでも、文句を言いつつ最後まで観てしまったのは、はてなマークだらけながらもまあまあおもしろかったからですかね…(＾-＾;　それだけオリジナルがよかったってことなのかしら。私じつはオリジナルの大ファンってわけでもないんですが…ダンスや音楽映画が好きだからでしょうか。

ただ、やっぱオリジナルを猛烈に観たくなることは請け合い！(笑)

とりあえずYouTubeの動画を少し貼っておきます。

オリジナルのペニー役、シンシア・ローズと流れてるエリック・カーメンの『ハングリー・アイズ』が大好きだったのでこのクリップ↓

リメイクでもこの曲使われてましたが、だれかのカバーだったのが残念。全くメロディ変えずに使うならオリジナルを使ってほしかったなあ。

あと外せないのがこれ！


パトリック・スウェイジーのダンスってほんと観てて気持ちいい！

ちなみに、16才くらいにしか見えないオリジナルのベイビー役、ジェニファー・グレイも、撮影当時26才（！）だったことを今回調べて知りました。34才だったパトリック・スウェイジーと8才しか変わらなかったのね。

1987年版をちゃんと観なおしたらまた感想書くかも？

リメイク版のウィキ（英語）：
Dirty Dancing (2017 film)

オリジナル（1987年の映画）のウィキ：
Dirty Dancing（英語）　ダーティ・ダンシング


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