前日に当たったので下調べゼロで、いったいどういう映画なのか全く知らずに行き、始まったとたん「あら、ウディ・アレンの映画なのね」とわかってビックリ。
名の知れた俳優さんが多く出演してるし、よく当たったなあと感心したけど、会場はわりとガラガラでした。
この日は夜、花火大会があったからなのか、平日だからなのか…
(ちなみに上映館が花火の見える場所から近かったので、私たち夫婦は映画のあとで観に行きました)
予告編↓
前置きはさておき、以下、ネタバレありの感想です(細かいあらすじはナシ):
全体的には、笑えるシーンてんこ盛りでなかなかおもしろかった。
お話自体は「結局、何が言いたかったの?」と思ってしまう、あまり内容のないものでしたが。
<突っ込みたい部分>
まず、キャスティングがひどい。
正直、主役であるボビー(ジェシー・アイゼンバーグ)に全く魅力を感じなくてしんどかった。
あの男にヴォニーとヴェロニカの2人が恋するっていうのが非現実的すぎ(←ヒドい?)。
外見は冴えなくても中身が素敵なら十分なはずだけど、ボビーの場合、外見だけじゃなくて話し方もとてもじゃないけど魅力的とは言えなくて(←ヒドい?)。
ウディ・アレンをよく知らない私でも、彼のものまねをしてるのかと思うほど似たものを感じたし、もしやウディ監督は、自分をボビーに置き換えてるんじゃないだろか。
とにかく、魅力を感じないだけじゃなく、相手役の女優さん(クリステン・スチュワートとブレイク・ライブリー)とのケミストリーがひとかけらもなかったのも痛い!
魅力の薄いキャラでも、相手役との相性がよければそれなりに納得いくかもしれないのに…。
いったいだれがこの人たちをキャスティングしたのお?!?!(@_@;)
美人&若すぎるヴォニー(『トワイライト』シリーズのクリステン・スチュワート、現在26才)
そして、ヴォニーがのちにボビーを振って結婚したフィルも、カネを持ってるだけのギラギラしたオヤジにしか見えなくて、ヴォニーがどうしてフィルを好きになったのか理解しがたかった。そもそも年齢差がありすぎだし。ウディ・アレン監督自身、62才で35才年下の奥さん(しかも恋人の養女)をもらってるから?!
(全国の年の差カップルのみなさんごめんなさい。年の差カップルがダメなわけじゃなくて、この2人が私にとってダメだっただけです)
ボビーが奥さんが出産したばかりのときにヴォニーと不倫してるのもビックリ。ありえないでしょ、それは…。
あんな美人な奥さんが自分の子どもまで産んでくれたのに、その扱いはない(怒)。いや、美人とか不美人とかは関係ないんですけどね。
それにしても、↑ブレイク・ライブリーの影が薄かったのは残念だったな。
<よかったところ>
ボビーの兄、ベンだけは素晴らしいキャスティングで、すっごくよかった!
髪の毛がほとんどない役で見慣れてる役者さんなので、夫は最後までだれだかわかってなかった(笑)。
悪いことしまくりのギャングなのに、最も好感の持てるキャラだったのが皮肉。
最後は殺人などの罪を問われて死刑になりますが、直前にクリスチャンに改宗したことを母親が嘆く(ユダヤ人家族なので)シーンが笑えました。
日本でも公開されるのかな?
キャスティングはともかく、おもしろいことはおもしろいのでDVDで観る分にはおすすめです。
<参考サイト>
公式サイト(英語):http://www.cafesocietymovie.com/
英語ウィキ:Café Society
日本語ウィキ:カフェ・ソサエティ
※観た翌日に書いたものを手直しして8/6にアップしました
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