こちらでは3月に公開され、前から気になってた『Chappie』ようやく見た!
日本でも今月公開されるらしく、日本語のサイトも予告編もあった〜
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邦題もそのまんま、『チャッピー』なのね。
タイトルから想像するような子ども向けの内容ではなくて、むしろギョッ∑( ̄□ ̄;)とするような残虐なシーンもあったりするのでご注意!
(てかそのシーンは私、目をそむけてしまったので実際は見てないんだけど)
*いま日本語のウィキをみたら、日本ではPG12(!)での公開にするため編集されたらしい…おそらくこのシーンのことだと思う!というわけで、日本向け限定ですがお子様でも大丈夫かもしれません(´▽`;) ちなみにアメリカではR(17才以下の子どもは大人同伴が必須)、カナダでは14A(14才以下の子どもは大人同伴が必須)です
感想をひとことで言うと、頭をからっぽにして楽しむにはおもしろい映画。笑えるシーンもいっぱいあるし、正義の味方のイメージの強いヒュー・ジャックマンがいつもとは違った面を見せてくれるのもいい。
ただ、これを観る直前、A.I.関連という点では同じコンセプトだけど毛色がまったく違う『Ex Machina』という映画を観てしまったので、観る順番をまちがったなと感じました(笑)。
Ex Machina は小難しすぎるきらいはあるけど、将来こういうことが起こるんではと思わず心配してしまってもおかしくない説得力がある。
逆にチャッピーは言葉は悪いけど正直「お金のかかったB級映画」のような匂いがするんだよね〜(´▽`;) ぜったいこんなことありえないでしょ!的な(笑)。
キャストはヒュー・ジャックマン、シガニー・ウィーバーというビッグネームもいるけどメインに無名の方々も。
なかでもエキセントリックなギャング一味を演じる3人組をあとで調べたら、うち2人はなんと南アフリカでは有名なラップグループのメンバーなんだそう(情報元:映画.com『「チャッピー」に本人役で出演!ブロムカンプ監督が大抜てきした「ダイ・アントワード」って何者!?』)。
名前がニンジャだったり(笑)「テンション」とカタカナで書かれたパンツはいてたりするのって完全に素だったのね、きっと。
3人組のもうひとり、「アメリカ」と呼ばれるアメリカ人はなんと『ウォーキング・デッド』でガバナーの手下だったマルティネス(役のJose Pablo Cantillo)でした!
以下、ネタバレ満載です。要注意。
南アフリカの小汚い街が映るところや突然ギャーッと言いたくなるほど残酷なシーンが出てくるところなんかはニール・ブロムカンプ監督を有名にした6年前の作品『第9地区』を彷彿させるけど、チャッピーはストーリーに穴がありすぎ、ツッコミどころ満載すぎ(´▽`;)
そもそもニンジャ一味、強盗を計画するほど(一応)悪いヤツらのはずなのに、誘拐してきたディオンをあっさり帰しちゃうって、そんなアホな〜〜〜。警察に駆け込まれたらどうすんの?てか、なんでディオン、ニンジャたちの悪巧みを知っていて警察行かないの?素直にニンジャたちのアジトに戻ってきて「チャッピーを訓練する」って、そりゃありえないでしょう(´▽`;)
まあ彼は自分の「A.I.計画」の成功しか頭になかったんでしょうけども、それにしたって(´▽`;)
と、のっけから「???」な展開でしたが…
この調子で、最後までありえなくも笑える、たまに微笑ましい展開の連続でした(笑)。
ラストは「なぜ病院に連れて行くことを考えないのかな?チャッピーには思いつかなくても、ニンジャやディオンには考えつくよね?そしたら助かりそうな傷じゃない?」と思っちゃいましたけど、なんせありえない方向へ話は進み、
なんと、
(以下、重大なネタバレ部分は白抜き文字にします。カーソルをあてて選択すると読めます)
ロボットに怪我した人(だれのかは一応伏せておきます!)の意識を移してしまう!
わ〜お、なにこのぶっ飛んだ発想!(苦笑)
でも、ぶっ飛んでるけど憎めない!(笑)
だってチャッピー、かわいいんだもん…いつも一生懸命だし。
最後の最後は、ちょっと予想がついたけど、やっぱ思わずほろっときちゃった…。
パパをかばって亡くなった(涙)ママの意識をしっかり保存しておいたなんて、チャッピーやるう!と拍手してあげたくなった(笑)。
B級とか言いつつ、このラストを観たら続編を作ってほしいと願ってしまった私です(笑)。
で、ウィキってみたら監督は「チャッピーを三部作として作ったが、実際に続編を作るかどうかはわからない」とよくわからない発言をしているもよう(英語ですが、こちら)。
さてさて、どうなるでしょう?!
IMDb(英語):
http://www.imdb.com/title/tt1823672/
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