実在の詐欺師フランク・アバグネイルの自伝をもとにした、レオナルド・ディカプリオ主演・スティーブン・スピルバーグ監督のアメリカ映画 "Catch Me If You Can"(『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』)をテレビで観ました。
これは大好きな映画で、テレビで観なくてもBlu-rayもあるんですが(笑)
日本で2003年に公開されたとき(アメリカ公開は2002年)に映画館で観て、そのあとも何回かDVD借りて観てるはずなんだけど、何度観てもおもしろい!
今回久しぶりに観て、改めてレオナルド・ディカプリオはすごいな〜と思いました。撮影当時、27歳だった彼、その歳で15、6歳の役を演じて、それが自然なところがすごすぎです。歩き方までティーンエイジャーみたいなんだもの。
ディカプリオって、本来演技達者な人なんでしょうね。けど、いつまでたっても少年のような顔立ち(&高い声)とアイドル的な人気のために演技の面で妥当な評価を受けて来られなかった気がします。
ディカプリオだけでなく、ほかの共演者の顔ぶれも超豪華!
スピルバーグが監督だからでしょうか?
●トム・ハンクス
...ディカプリオ演じるフランクを追うFBI捜査官
●クリストファー・ウォーケン
...フランクの父親
●エイミー・アダムス
...看護師ブレンダ
●マーティン・シーン
...ブレンダの父親
●ジェニファー・ガーナー
…娼婦(?)シェリル(チョイ役)
●エレン・ポンピオ(『グレイズ・アナトミー』開始の3年前ですね)
…スチュワーデス(チョイ役)
●エリザベス・バンクス
…チケットカウンターの女性(チョイ役)
などなど。
なお、今ウィキペディア(こちら)を見てみたら、実物のフランク・アバグネイル自身もフランス警察のひとりとしてカメオ出演してたらしい。もう一度そこだけ見て確認しなきゃ(笑)。
以下、ネタバレあり。
どこまで事実に忠実に作ってあるのかはわからないけど、フランクの詐欺の腕が10代とは思えないあざやかさ(ほめるようなことじゃないけど)。
17才だっけかのときに医師に化けてもぐり込んだ病院の看護師ブレンダと婚約するんですが、今考えるとブレンダは未成年と関係を持ったってことだよね…Σ(゚∇゚*)!!
ブレンダが何歳の設定かわかりませんが、ブレンダ役のエイミー・アダムスはディカプリオと同い年なので、撮影時は27歳。10歳も下の未成年と婚約したってことに(´▽`;)
もちろん、この2人が同い年であるため、10歳も年齢差があるようには見えないけどね。
そんなヘンなところが今回初めて気になりました(笑)。
それにしても、何度観てもフランクの両親の離婚は切ない。別れても(元)妻を愛し続けるお父さん(クリストファー・ウォーケン)が気の毒で、さらにフランクがフランスで刑務所に入っているあいだにお父さんが亡くなってしまうのもかわいそう(;_;)
せっかく飛行機から脱走して母親のところへ行くのに、そこには母の新しい家族がいて…というくだりも切なかったです(;_;)
(ちょっと気になって調べてみたところ、英語ウィキによれば、実際にはフランクは家出したあと父親と会うことはなかったそうです)
しかし2002年って…15年も経つんですねぇ。しみじみしちゃいます。
最初に観た時はグレイズ・アナトミーも始まってなかったし、『フラッシュ』なんて知らなかったからフランクがバリー・アレンと名乗る場面でも反応できなかったけど、15年経った今はフラッシュが大好きなDCコミックスキャラになってるなんてね(笑)。
時代が60年代に設定されているため、15年経っても古くささを感じずに観られるのがいいところ。これからさらに15年経っても十分観られるんじゃないかな。
Posted on Tuesday, July 25, 2017
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