Risky Business 卒業白書

1983年のアメリカ映画で、ウィキペディアによればトム・クルーズの出世作らしい "Risky Business" をテレビで観ました。

有名なシャツ姿で歌うシーン以外、どんな映画なのか全然知らずに観たら、予想外の内容でちょっとびっくり。ようするに coming of age film（10代の若者の成長を描く映画）だったのね(＾＾;


以下、ネタバレを含みます。

あらすじ＆感想

トム演じる主人公ジョエルは、友人が勝手に呼んだコールガールに紹介された別のコールガールのラナ（レベッカ・デモーネ）と初体験（たぶん）を済ませるが、請求された300ドルが払えずラナに居座られてしまう。

そのあと母親の "egg"（卵形のランプ）を盗まれ、ラナのマネージャーのグイドーに追いかけられ、ポルシェの修理代をかせぐためラナに提案されて売春パーティ（？）を催し、やれやれと思ったらグイドーに家財道具を一切合切持って行かれてしまい…

と、これだけの事件がジョエルの両親が留守にしていた短期間のうちに起こる。

両親が戻って来ると、何ごともなかったかのような優等生の顔をしたジョエルが笑顔で迎えるものの、めざとく「私の卵（形のランプ）にひびが入ってる」ことに気づいた母親は「あなたにはがっかりしたわ」と、ジョエルの説明に耳を貸そうとしない。

それまでは「あなたの判断を信じるから」と息子に甘かった母親も、お気に入りのものに傷が入ることにはがまんならないんですかね…。ポルシェが壊れたままだったり、久しぶりに帰って来たら家具がぜんぶ盗まれてからっぽだったりしてたら卒倒してたかもね、このお母さん。

売春パーティのときに面接をしに来たプリンストン大学の面接官にビジネスセンスを気に入られたのか、「合格」の知らせが来て、何もかも丸く収まった（？）というのが最後のオチ。

ラナが「電車でいちゃいちゃしよう」とジョエルを連れ出してたのはグイドーに家具を盗ませるための時間かせぎだったのかどうか、ラナは否定してたけどどうだろう。結局あのふたりは本当の恋人同士になるんでしょうかね…。






ただの青春映画にしてはちょっとひねりがきいてておもしろくないことはない…けど、好みの映画とは言いがたいかな。

親がいないあいだに家に仲間を呼んでどんちゃん騒ぎ、というよくある設定があまり好きではないし、そこに娼婦を呼んでビジネスをしてしまうというのも感じ悪いし(苦笑)。

ただ、見どころはトム・クルーズ！

さすがに24年も前だから、若い！

終始彼のすべすべお肌に目が吸い寄せられてしまいました。（ってちょっと、気持ち悪い表現ですかね(＾＾;）

まあそれは私がトム・クルーズのファンだからかな(笑)。
トム様に興味のない方には、この映画とくにおすすめしません。

キャストについて

観てる途中、ふと出演者を調べてみたらびっくり！！！

なんと、なんと、

『ワンス・アポン・ア・タイム』のDr.アーチー・ホッパー役のラファエル・スバージが出てる！！！

あまりに若くて、出演者リスト見るまで全くわからなかった(＾▽＾;

また、グイドー役は『マトリックス』で中年のサイファーを演じたジョー・パントリアーノ！！これまた細くて若くて、見ただけでは全然わかりませんでした。

ほかにショーン・ペンもカメオ出演したとクレジットされてますが、正直言ってどこに出てるのかまったくわかりません。


最後におまけ動画をば。

James Corden の番組でトム・クルーズが過去の出演作のパロディを9分にわたって演じる、その最後（7:58あたりから）にリスキー・ビジネスでのシャツダンスも披露してます↓




Posted on Sunday, July 23, 2017

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