今回は『ブレイキング・バッド』『ゴジラ』のブライアン・クランストン主演の "The Infiltrator"(直訳すると「侵入者」)という映画。
Facebookより |
アメリカではすでに先月公開されているので厳密に言うと「新作」とは言えないかもしれないけど、カナダでは今週末からの公開なので、4日くらい早く観られたことにはなります。
感想をひとことで言うと「まあまあおもしろいけど、やっぱりこういう麻薬関係の犯罪ドラマはいまいち好きじゃない」。(^^;
ブレイキング・バッドは人間ドラマが中心にあったからよかったのよね〜。
また、お話そのものとは関係ないけどどうしても気になってしまったのが、「実話をもとにしている映画なのに、ちゃんと刑期をつとめ上げた人たちの実名と顔写真が最後に出てくるのはどうなのか」ってこと。
てか、犯罪者だけじゃなく、実際に覆面捜査をしていた警官?刑事?たちの顔までさらしちゃって大丈夫なの…?牢屋に入れられた人たちも刑期が15年とかそんなもんなので、出てきて復讐とか企んでたら危ないんじゃ?
と、ちょっと調べてみたら、どうやら主役のロバート・メイザーというのは偽名で顔も本物ではないらしい。そりゃそうだよねぇ。インタビューでも顔を隠して出るそうです。
参考サイト↓
http://www.historyvshollywood.com/reelfaces/infiltrator/
(何が事実に基づいてて何が違うのかわかります)
予告編↓
カフェ・ソサエティのときも思ったけど、主人公のボブと"婚約者"のキャシーのケミストリーがなさすぎる…。年の差がありすぎて…と思ったら、役者さん自身の年齢はそこまで離れてなくてビックリ。
現時点でブライアン・クランストンは60才(!)、キャシー役のダイアン・クルーガーは40才(!!!)と、20才しか(?)差がないなんて。キャシーは20代くらいにしか見えなかったので驚愕です。まあそれでも20才離れてるんですけどね。
お話のテンポがなかなかいいので一応退屈はしないものの、登場人物が多すぎてどれがだれやら、頭がこんがらがってしまい、人間関係がわかりづらかったのは残念でした。てか、覆面捜査官が多くてどれが味方でどれが悪党なのかもわかりづらかったし(苦笑)。
悪役では『プライベート・プラクティス』のベンジャミン・ブラットくらいしか顔のわかる俳優さんがいなくて、ほかの人たちの見分けがつきにくかったのもあります。
お母さんがペルー人な割に、スペイン語のなまりがえらくたどたどしく聞こえたのは気のせい?
また、あとで出演者リストにマイケル・パレを発見して驚愕。え〜っ、だれ役で出てたの?!?!と、確認してまたビックリ。全くの別人じゃないですかΣ(゚∇゚*)!!
私にとってのマイケル・パレはこの映画(1984年)で止まってるから(苦笑)↓
まあ実のところ、↑観てないんだけどね…。
リック・スプリングフィールドみたいにかっこよく年を取ってほしかった(涙)。…調べてみたらリック66才って、おじちゃんじゃなくおじいちゃんの年齢だったのね!
マイケルはまだ57才ですけどね。
映画の感想より俳優さんの話ばかりになっちゃいました。
↓以下、ネタバレあります↓
結婚式(偽装)に出席し、彼らの幸せを喜んでくれてる人たちを逮捕するなんて、ちょっと人道的にどうなのかと悲しかった。彼らもちゃんと心を持った人間なのに。
実際には、結婚式の場ではなく、前日に逮捕したそう(「罪のない家族の前で逮捕するのは避けたい」というボブの意向で)なので、現実にはそうではなかったのがせめてもの救い。
身分を偽って捜査するのって、相手に情が移って精神的にボロボロになりそう(その前にバレて殺されるかもしれないけど)なのに、ボブはこの事件のあとも退職せずにずっと続けていたそうです。タフだな〜。
個人的にはボブよりも脇のジョン・レグイザモ(役名忘れた)のほうが好きで、登場したとたん「この人ぜったい殺されそう」と思ったけど、結局殺されることなくてよかった。
あと、始めの頃ボブを追いかけ回したCIAの男はいったいどうなったのだろう。彼は結局、ジョン・レグイザモ(の演じる男)にボコボコにやられて懲りたのかな?いや、CIAなんだからその程度で懲りるわけない?その辺、謎のままでした。(^^;
試写会だったから観たけど、たぶんお金を払ってまで映画館に見に行くことはしなかったジャンルです。でもこの手の映画が好きな人は楽しめると思う。
さて、まとまりのない感想だけど、これくらいでやめときます(^^;
© copyright 2016 – All rights reserved
北米発☆映画づくし
*無断転載を禁じます*
0 件のコメント:
コメントを投稿
コメントありがとうございます。たびたびエラーが生じるようなので、お手数ですがコメント公開ボタンを押す前にコメント本文をコピーされることをお勧めします。