2016年8月23日火曜日

Jason Bourne

2002年の『ボーン・アイデンティティ』に始まったジェイソン・ボーンシリーズ三部作の大ファンである私は、ジェイソン不在の4作目にいささかがっかりさせられたのもあって、ジェイソン復活の今作にはすっごく期待していました。

しかし…、



公式サイト(http://bourne.jp/)でも見られる予告↑


以下、細かいあらすじはないけどネタバレあり。





その期待は、

みごと裏切られました(→o←)


映画館でチケットを買うため財布を取り出そうとして指の先を切ってしまい、タイプがうまくできないので取り急ぎの感想を箇条書き。

  • ジェイソンのアクションが物足りない
  • ジェイソンがただただ走り回り逃げ回るだけの時間が長過ぎて眠たくなった
  • CIAのハックが素早すぎてリアリティに欠ける(ほんとにああいうことが可能なら逆にコワい!)
  • 大好きなニッキーが登場して喜んだのもつかの間…!Σ(゚∇゚*)!! 彼女を殺すんだったらこの映画ないほうがよかった(;_;) ←これがいちばん不満
  • 大好きな女優さん(アリシア・ヴィキャンデル)が出てたけどいまいちパンチに欠けるキャラでちょっと不満
  • ヴァンサン・カッセルがめっちゃ老けてて最初わかんなかったけど、役作りなのかな?
  • トミー・リー・ジョーンズのキャラがCIAのクセにワルすぎかつ薄っぺらすぎてつまらない(´▽`;)
  • 人間ドラマが希薄でストーリー性が乏しい。
  • 逃げるジェイソンをターミネーター並の執念で追いかける暗殺者(ヴァンサン・カッセル)が人を殺しまくりすぎ。曲がりなりにもCIAの命令で動いてるのに、いいのか…?
  • 正直、いまいちに感じた前作のほうがマシ。

そうそう、アクションシーンがハンディカム撮影みたいにブレブレなので、映画館で鑑賞の場合、前方に座ると酔っちゃうかもです(^^;


なんでこんなにつまんなくなっちゃったんだろうかと、過去の4作と監督・脚本を調べてみた。

(タイトルをクリックすると別ウィンドウで日本語ウィキのページに飛びます。以下の情報すべてウィキより)


1)『ボーン・アイデンティティ』(2002年)
 監督:ダグ・リーマン、脚本:トニー・ギルロイ、ウィリアム・ブレイク・ヘロン
2)『ボーン・スプレマシー』(2004年)
 監督:ポール・グリーングラス、脚本:トニー・ギルロイ、ブライアン・ヘルゲランド
3)『ボーン・アルティメイタム』(2007年)
 監督:ポール・グリーングラス、脚本:トニー・ギルロイ、スコット・Z・バーンズ
4)『ボーン・レガシー』(2012年)
 監督:トニー・ギルロイ、脚本:トニー・ギルロイ、ダン・ギルロイ(トニーの弟で『ナイトクローラー』の監督・脚本)
5)『ジェイソン・ボーン』(2016年)
 監督:ポール・グリーングラス、脚本: 脚本 ポール・グリーングラス、クリストファー・ラウズ

要するに過去4作はすべて脚本にトニー・ギルロイが関わってて、今作には関わってない。そこが問題なのかしらと思っちゃいます。

トニー・ギルロイについて調べたら、父親も脚本家で弟ふたりも映画にかかわる仕事をしている。脚本家/映画監督の弟ダンは女優レネ・ルッソを妻に持ち、ダンの双子の弟はフィルム編集者で『ナイトクローラー』も担当。…『ナイトクローラー』って家内工業だったのか(^^; 

えらく話がズレました。

てか、指が痛いので今日はこの辺で。


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