2016年12月14日水曜日

ボクの妻と結婚してください。

帰省中、母と映画を観に行ってきました。

大好きな織田裕二主演の『ボクの妻と結婚してください。』ですが、予告編を知らずに観て大正解。完全にネタバレしてますもん。

ネタバレ平気な方はどうぞ↓



公式サイト: http://bokutsuma-movie.com/


全体的に…脚本なのか監督なのか、何が悪いのかわからないけど、とにかくハマれない作りだったのが残念。

役者さんたちはみんなすばらしい演技をしているのに、つなぎ方が悪いのかなんなのか、とにかく流れが悪くてつまらなく思えてしまったんです。

せっかくの熱演が生かされきれてなくて歯がゆかった。

けど、感動がないわけではなく、何度も泣いてしまう場面はありました。

もう少しテンポよく、いい感じにまとめられてたらもっとよかったのになあ。




以下、ネタバレありの感想(あらすじはナシ)。







豪華キャスト陣の中でも、吉田羊さんがすばらしかった。特に、「離婚してくれ」と切り出されてショックを受けている様子はめちゃくちゃリアルで、彼女が涙を流すシーンではことごとくこちらも涙してしまいました。

織田さんはやっぱり素敵なんだけど、私の思う織田さんらしい良さはコメディで最大限発揮されると思うんだよね。こういう生死のかかったシリアスめな役より。てか、余命いくばくもない役なので顔色を悪くするメイクをしてるのかもしれないけど、さすがに彼も老けたなあと少しさみしく思いました。

あと、原田泰造さんがコメディアンのわりに意外と演技が上手で驚いた。この役にぴったりハマってました。

子役の男の子がめちゃくちゃかわいらしい顔をしていて、しかも私の友人の息子さんの子どもの頃にあまりにも似ていて「親戚かしら」と考えてしまうほどでした(笑)。


お話は、夫が生きてるあいだに妻の再婚相手を見つけるとかってかなりムリがあるなあ〜と思いながら観ていたら、最後に「なるほど!」とうならせるからくりが明かされました。

やっぱりね…いくらなんでも、愛する夫がまだ目の前に生きているのに、ほかの男性とデートする気にはならないでしょう。夫を愛するがゆえに、夫の最後の夢をかなえてあげたかったということなんですね。それにつきあってくれた伊東さん(原田泰造)もそうとういい人ですね(^^;





最後に、エンドロールとともに流れる曲、「中島美嘉っぽいけど、だとしたら声の質が変わった?」と注目してたら、やっぱり中島美嘉とクレジット出ました。

歌い方が変わったのかな?独特なビブラート(そこが好き)は変わってないけど。…と不思議に思ってたら、YouTubeに「歌い方変えた?」というコメントを発見。やっぱりそう思うのは私だけじゃないのね。


歌い方だけじゃなくて顔つきも変わりましたね。メイクが変わっただけかな。

彼女の声が大好きで、曲にも好きなものが多くて昔はよく聴いてたんですが…最近の活動は全然知りませんでした。歌い方が変わったとしても、今も元気に活躍していると知って嬉しいです^^


Posted 23:40 p.m. Japan time

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