各映画賞レースも終盤に入り、クライマックスとも言えるアカデミー賞授賞式が昨日ありました。
実は候補者の発表があったあと、思うことを書いていたのですが下書きのままアップしそびれておりました(苦笑)。後日その記事に手を加え、受賞者リストを改めてアップしたいと思います。
今は取り急ぎ、授賞式を観て思ったことを書きます。
※すべての賞への言及はしませんが、受賞者/受賞作のネタバレも含まれます
今年は新大統領への批判や抗議を受賞スピーチやMCに含めるケースが多く、例年とちがった意味での盛り上がりを見せてきました。
去年「人種差別的だ」と批難の的だったアカデミーでは、去年の汚名を晴らすためなのか、反省したのか、あるいはただの偶然なのか知りませんけど、たくさんの黒人俳優や黒人中心の映画がノミネートされていて、今年は黒人が有利なのかな〜と感じていました。
それに加えて人種差別的、排他的な発言を繰り返す大統領への見せしめ(?)というのもあったのか、イラン映画が外国語映画賞を、シリア内戦を取り上げた映画が短編ドキュメンタリー賞を受賞したり…(イラン人監督は授賞式をボイコット)
なんだかとっても政治色の強いセレモニーとなり、いつもは失礼ながら早送りしてしまう、あまり興味のないジャンルの賞であっても、すべての受賞スピーチに耳を傾けながら観たので、ずいぶん時間がかかってしまい、ウォーキングデッドも見ずじまい(苦笑)。
結果的に、発表まちがいというとんでもない騒動があったものの、作品賞はやはり黒人主体の映画『ムーンライト』(日本でも4月公開の予定)が受賞。政治色や去年の反省からではなく実際にすばらしい映画なのでしょうけど、これがたとえばおととしだったら受賞してたかなあと、どうしてもうがった見方をしてしまいます。
しかし、とにかくまずは実際に観てみないとね!(*^-^*)
それにしても最後に司会のジミー・キメルが「(作品賞発表まちがい騒ぎは)自分のせいだ。もう戻って来ないから安心して」と言ってたのが笑えたな…(笑)
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北米発☆映画づくし
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ニュースで作品賞のハプニングを知って、ちょっと驚いたんですが、
返信削除おそらく、なんのことはない単純なケアレスミスなんでしょうけど、
いちばん注目の集まる賞なので、細心の注意を払ってほしかったですねぇ~
ラ・ラ・ランドの関係者、6部門で受賞してても、最後があれじゃあー、後味の悪い授賞式になったんじゃないかって思いますが。
ただ、賞を受けたムーンライトは、高い評価や詩的なタイトルなどから、
本当にいい映画なのだろうなあ~、って感じ強くしますよね。
実際に観たら、受賞がうなづける作品なのだと思います。
観るのが楽しみな映画がまた一つ増えてしまい、うれしい悲鳴をあげそうですね~
もっともチョココさんの場合、楽しみなドラマもたくさん控えてるでしょうから、
うれしい悲鳴というより、単に悲鳴をあげてるような気がしますが。。。(笑)
じゃとむさん、コメントありがとうございます^^
削除ハプニングの発端は、ホントにケアレスな、つまり担当者の注意散漫によるミスだったようです。発表用の封筒を厳重管理しているはずの人がエマ・ストーンの受賞に浮かれてツイートしてたみたいで…(^^;
つまりプレゼンターの責任ではなかったことがハッキリして、ウォーレン・ベイティとフェイ・ダナウェイがかわいそうだな〜と思ってた私はホッとしました(´▽`;)
終わりよければ全てよし、と言いますけど、終わりがあれじゃあ、始まりが最高でも、なんだかねぇ。エマ・ストーンとか監督とか、個人的に賞をもらった人はまだいいけども…
ムーンライトはいずれ観てみたいですが、ほかにも気になる作品がたくさんあるわ、どんどん新作映画も公開になるわ、テレビの方も増えて来たわで、あわあわしちゃいます。ほんと、悲鳴のあげっぱなしです(苦笑)。