原題の "Premonition(予感、虫の知らせ)" とは全く意味がちがうものの、うまい邦題ですが、それしか知らないとまさか原題が Premonition だとは気づかないですね(´▽`;)
邦題どおり、いろいろなできごとが「シャッフル」されてこんがらがってくるので、できごとを書き出してみました。
以下、ネタバレしまくり。
※曜日順に並べてますが、リンダが実際に体験した順(映画に出てくる順)に数字をふってます
6)日曜
- スリップのようなものを着て目覚めるリンダの横にはジムがいた。
- 「娘たちを連れて出てきたら」と提案、そのあいだにリンダは教会へ行き、神父に事情を話す(神父が…!『24』のマイク!)
- 「久しぶりだね」と神父が言うことから、リンダがかつてはこの教会に通っていたことが伺える。
リンダ「奇跡は信じない」
神 父「毎日わたしたちが生きていることそのものが奇跡だよ」
リンダ「とても悪いことが起こるわ。私には信仰が必要なの」
神 父「信仰とは自分をこえる存在を信じることだ。においをかいだりさわったりできないもの、たとえば希望とか愛とかね」
リンダ「そんなものはもう手放したみたい」
神 父「もう一度手にしてみるときが来たのかもしれないね」
リンダ「手遅れなんじゃないかしら」
神 父「人生で何が大切なのか気づくこと、そのために戦うことに手遅れなんてことはありえないよ。It's never too late to realize what's important in your life, to fight for it.」
リンダ「何のために戦うべきなのかわからないの。I don't know what to fight for.」
- 事故現場に立ち寄るリンダは危うくひかれそうになる。
- 夜、娘たちがジムにおやすみのあいさつをするとき「愛してる」と言わせるリンダ。ジムも同じことを言う。
- カラスが雷に打たれて死ぬ。
- ジムとリンダは久しぶりに抱き合う。
2)月曜
- 淡いベージュの下着のようなネグリジェで目覚めるリンダ、ジムが生きているのを知って愕然とする。
- 「新しいアシスタントマネジャーのトレーニングしなきゃ」
- カラスの死骸をゴミ箱に捨てるリンダ。
- ブリジットの顔に傷はない(てか、過去に戻ったってことだから、一度経験してるんじゃないの?)
4)火曜
- 薄手のワンピースのようなパジャマを着て起きる
- シャワー中のジムを見つけて抱きしめる
- ブリジットの顔に傷がないのを確認
- ゴミ箱の中のカラスの死骸にハエがたかっている
- 電話帳にDr.ロスの番号の載っているページを見つけて破りとり、会いに行く
- ジムのオフィスに会いに行き、お葬式にいた金髪の女性が新しいアシスタントマネジャーのクレアだと知る
- 家に戻ったリンダは薬を洗面台に捨てる
- ブリジットがガラス窓を走り抜けて顔に怪我をする
- リンダはブリジットの傷が見えないように自宅の鏡にタオルをかける
- 「ステッカーを貼ると言ってたじゃないか」「貼ったわ」(←リンダはすでに木曜にステッカーを貼っていたので…てか、おかしくないか?これがジムが生きているあいだに起こったことなら、すでにリンダは日〜水曜を過ごしているはず?!)
- 電話帳から破り取った紙切れをゴミ箱に捨てた次の瞬間、気づいたリンダは紙にタイムラインを書き出し、ジムが水曜に死ぬことに気づく←このタイムラインのところが見覚えあった)
- 「明日が水曜なら私を起こして」と約束させる
7)水曜
- 薄手のワンピースのようなパジャマを着て起きる
- ジムが学校に娘たちを送って行ったらしく、だれもいない家。大慌てでリンダは学校へ。
- 一方、ジムはクレアからの電話を受け「やっぱりできない」と断る
- ジムは家の留守電に例のメッセージを入れる「娘たちの前で言ったことは本気だった。覚えておいてほしい」
- リンダ、ジムの携帯にかける(留守電にメッセージ入れてる最中に入った割り込み電話はリンダだった)
- ここからのやり取りがイライラ…携帯でしゃべってないで切ればよかったのに。
- リンダが追いかけていったためにジムは路肩に車を停め、それが事故現場だと気づいたリンダは「引き返して」と頼み、それが原因でジムは立ち往生してしまう。さっさと車から出てればよかったのに…。かなり悲惨な事故。
1)木曜
- ガラス窓にステッカーを貼るリンダ。
- リンダ、ジムの死を知る。
5)金曜
- カウチで目覚める
- 土曜に「昨日話した」と言っていたことを思い出し、クレアに会いに行くリンダ。
- 「こうなるべきだったのかもしれない」と話すリンダだが、銀行(?生命保険会社?)に行ってジムが水曜の朝に立ち寄っていたこと、何が起こってもリンダや娘たちが大丈夫であることを確かにしたがっていたこと、そして生命保険額を3倍にしたことを知る。
- 美しい湖のそばでたたずむリンダは新生活をここで始めようと決心。
- お葬式の手はずをととのえて帰宅するリンダ。
- ジムのものらしい青い大きなシャツを着て眠りにつく。
3)土曜
- ジムのものらしい青い大きなシャツを着て目覚める。
- 鏡にタオルがかかっている。
- バスルームの洗面台に薬を見つける(てか火曜に薬を捨てたんだとしたら、それ以降だれも洗面台を使わなかったってこと?まだジムもいたはずだけど、見つけなかったってこと?)
- 1階に喪服の人々。
- ブリジットの顔の傷を見つける。
- お葬式で「会ったことはない」はずの金髪女性(クレア)が「昨日話した」と言う。
- 薬のラベルに書かれた名前をもとにDr.ノーマン・ロスの連絡先を調べ(電話帳が破られ、ゴミ箱で見つける)電話する(留守電)
- Dr.ロスと保安官が現れ、精神科に強制入院させられる。
8)引越し
- 最後に引越しをするリンダのおなかには新しい命が宿っていた。
Dr.ロス役の人が『プリズンブレイク』のアブルッツィ!まじめにとれない(笑)
いろいろ突っ込みどころはあるけど、おもしろい映画でした。
ジムを救うことができたらよかったのにね…起こったできごとを変えられないなら、なんのためにシャッフルされたんだろう?という疑問は残りますが、そのへん突っ込んじゃったらおしまいですね(笑)。
これ、下書きに入っていたものに手を加えてるんだけど、予告編を見たら今ハマってるマーベルの Runaways というドラマに出てる人がこの映画でジムを演じてることに気づいてビックリ(笑)。ランナウェイズではかなり怪しい役なので(^^;
ウィキペディアのページ:
シャッフル (2007年の映画)
Premonition (2007 film)
(2007年の映画だけど日本公開は2009年なのね、私が見たのも2009年ってことかな)
Posted on December 29, 2017
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